カカクコムは8月8日、同社が運営するグルメ情報サイト「食べログ」での各料理ジャンルのアクセス数をもとに、料理ジャンルの人気ランキングを発表した。
発表されたランキングは2010年、2011年、2012年のいずれも上半期のデータを集計したもので、「ラーメン」「居酒屋」「イタリアン」「カフェ」がいずれも1位から4位を占めている。また、5位から9位についても3年続けて同じ料理ジャンルが入っており、大幅な順位の変動は見られない。
同社はランキングで上位に入った「ラーメン」「居酒屋」「イタリアン」「フレンチ」の4ジャンルと、アクセス数の急上昇が見られた「焼き肉」「うなぎ」の2ジャンルについて、それぞれの特徴をまとめている。
人気ランキング1位の「ラーメン」は年間を通じてほとんどの時期で最多アクセスを集めており、特にゴールデンウィークや夏休みの時期などのレジャーシーズンにアクセスが増える傾向があるという。
「居酒屋」は毎年6月~8月と年末の忘年会シーズンに多くのアクセスを集める特徴があり、毎年12月上旬にアクセス数がピークになっている。
「イタリアン」と「フレンチ」はクリスマスシーズンにアクセス数のピークを迎え、記念日に強いジャンルであることがうかがえる。
「焼肉」は食品衛生法によってレバ刺しの提供禁止が決まったが、食べログでは提供禁止が決まる直前の2日間、6月29日と30日にアクセスが急上昇。「ラーメン」に次ぐアクセス数を集めている。
また、価格が高騰して大きな話題になった「うなぎ」は、土用の丑の日にアクセス数が大幅に増加する。通常は18位前後に位置するジャンルだが、2010年~2012年の土用の丑の日は全ジャンルトップのアクセスを集めている。