Ext JS is now Sencha

Senchaは17日(米国時間)、開発者向けに学習サイト「try.sencha.com」を開設した。Senchaは、デスクトップPCからiOS/AndroidまでWebアプリケーション開発を幅広く支援しているソフトウェアベンダー。成果物としてJavaScript用のフレームワークであるExt JSや、UI ライブラリであるSencha Touchなどを提供している。

try.sencha.comは、Senchaが開発しているフレームワークやライブラリに対する開発者の育成や学習、採用、知識の共有、貢献などを目的に開設されたWebサイト。ダウンロードや設定などをしなくてもSenchaフレームワークを学習できるようにシンプルに設計されており、Ext JS 4.0/4.1およびSencha Touch 2.0を使用した1228にも及ぶコード例が用意されている。また、ブラウザからオンラインでコード例を編集でき、タグベース検索によるコード例の検索機能の提供、コントリビュート向けにGitHub/ JSFiddle/ Sencha Fiddleとのコードの共有も行えるようになっている。

try.sencha.comのトップページ - Sencha Blogより抜粋

try.sencha.com内にあるExt JS 4のコード例 - Sencha Blogより抜粋

Senchaにとってこのような開発者向けのプラットフォームの構築は、強力なエコシステムにおいて非常に重要であるとしており、エキスパートなSencha開発者同士の知識の共有を可能にし、すべてのプラットフォームでの開発の迅速な立ち上げや実行の手助けになるとしている。