キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン電子製のドキュメントスキャナ「imageFORMULA」シリーズの新製品として、高速スキャンとコンパクトデザインを両立した「DR-C130」と、冊子を見開きで読み取れる「フラットベッドスキャナーユニット201」を7月下旬より発売すると発表した。

「DR-C130」

価格は、「DR-C130」が8万円、「フラットベッドスキャナーユニット201」が15万円(いずれも税別)。

「DR-C130」は、カラー・モノクロともに毎分30枚、両面原稿で毎分60ページ(A4タテ、200dpi時)の読み取り速度を備えたA4対応のドキュメントスキャナ。デスクサイドや店舗のカウンターに置けるコンパクトボディで、原稿の重送を高精度に検知する「超音波重送検知」や重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」、複写伝票など複数枚で構成される用紙のスキャンに対応する「非分離モード」を搭載している。スキャンできる原稿は、普通紙のほか名刺、カード、領収書などにも対応している。

「フラットベッドスキャナーユニット201」は、キヤノンのドキュメントスキャナーと接続して利用するA3対応のユニバーサルフラットベッドスキャナ。ドキュメントスキャナのADFでは読み取れない書籍やパスポートといった冊子タイプの原稿をスキャンでき、それぞれ読み込んだデータをひとつのファイルにするなど、フラットベッドスキャナとドキュメントスキャナを連携させて利用できる。

主な仕様は、「DR-C130」は、光学解像度が600dpi、消費電力が動作時は最大15ワット以下、待機時は1.8ワット以下、外形寸法がW298×D160×H160mm、重量が約1.8kg(ACアダプター他の付属品は除く)。

「フラットベッドスキャナーユニット201」は、光学解像度が600dpi、消費電力が動作時は21ワット以下、待機時は3.1ワット以下、電源OFF時は0.3ワット以下、外形寸法がW571×D436×H96mm、重量が約8.5kg(ACアダプター除く)。