ネットギアジャパンは、エンタープライズクラスの性能と機能を、従来より費用をかけず、簡単に導入・利用ができるビジネス向けネットワークストレージとして、2Uラックマウント/12ベイの「NETGEAR ReadyDATA」シリーズを6月26日から発売すると発表した。
同製品は、SATA、SAS、SDDディスクドライブに対応しており、従来のフラッグシップモデルの5倍の容量である180TBまで拡張することが可能。また、追加のソフトウェアライセンス費用なしで、高度なデータ管理機能を利用することができ、世界初の機能となるクラウド対応のブロックレベル・レプリケーション機能も標準で利用できる。
また、RAID 0/1/5/6/10に対応し、ブロック(SAN)とファイル(NAS)のシン・プロビジョニング、圧縮、重複排除、ブロックレベルとファイルレベルのレプリケーション、回数無制限のスナップショット機能を備える。
そのほか、これまではハイエンドストレージの追加オプション機能として利用できた、シン・プロビジョニングやでデータ・ディデュプリケーション、iSCSIボリュームのスナップショット、ブロックレベルのデータ・レプリケーションが機器の購入だけで利用でき、これにより従来大規模のデータセンターで多く利用されていた高度な保護機能や利便性の高いサービスが、中小規模事業所等のユーザーも利用できるという。
発売されるのは、本体ベースユニット1種、バンドルモデル1種、ドライブパック7種、拡張ユニット1種で、予想販売価格は、「ReadyDATA 5200 12 ベイ2U (10GbE) 本体ベースユニット」が72万円、「12TB SATA バンドルモデル」が117万5,000円、「6X1TB SATA HDD ドライブパック」が22万9,000円、「READYDATA 24 ベイ4U 拡張ユニット」が40万5,000円など。
主な仕様は、1Gbitイーサネットポート×2、10Gbitイーサネットポート×2、USB 2.0ポート×2で、本体寸法はH89×W437×D648mm、本体重量が32.8kg(ディスク12台含む)。
なお、同社では東京・京橋の本社にて、8月2日の16:00~17:00まで、「NETGEAR ReadyDATA 5200製品セミナー」を開催する予定だ。セミナーの詳細や申し込みは同社Webを参照のこと。