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2012年6月現在、Mozilla Foundationではベータチャンネルで「Firefox 14」を、オーロラチャンネルで「Firefox 15」を開発している。Firefox 14ではGoogle検索の暗号標準化やアドレスバーのアイコン表示の変更、Click to Play機能の導入などセキュリティを強化した機能の追加が行われている。一方で、Firefox 15ではFirefox初のネイティブPDFビューワが導入されるかもしれない。
オーロラチャンネルにおいて、Firefox 15.0a2が公開されている。Firefox 15.0a2では現在、ネイティブPDFのサポートやSPDY v3のサポート、メモリリークの改善などが盛り込まれている。
1年前よりMozillaの開発者によってHTML5とJavaScript技術を利用したPDFレンダリング機能「PDF.JS」の開発が行われている。今回リリースされたFirefox 15.0a2には、このPDF.JSが導入されており、標準で有効になっている。ただし、PDF.JSはサポートしている機能が完全ではないため、一部のPDFを表示することができない。
また、MozillaではネイティブPDFのサポートについてはFirefox 16で正式サポートすることを予定としており、Firefox 15で正式サポートされるかどうかはまだ不明だ。