ATENジャパンは、企業向けブランド「ALTUSEN」シリーズの最新製品として、PCやアナログKVMスイッチのKVM操作と電源制御を遠隔から行うことを可能にするリモートアクセスユニット「KN1000」を6月11日から出荷開始すると発表した。価格は14万5,000円(税抜)。

モートアクセスユニット「KN1000」

モートアクセスユニット「KN1000」

同製品は、PCやアナログKVMスイッチとキーボード/モニター/マウスの間に接続することで、これらの機器に対してTCP/IPネットワーク経由でリモートアクセスすることを可能にする。ソフトウェアベースのリモートアクセス製品とは異なり、BIOSレベルから操作が可能なため、リモートからも大半のメンテナンスを実施できる。

同製品はコンソール操作に加え、接続機器の電源ON/OFFといった電源制御もTCP/IPネットワーク経由で実現する。したがって、電源操作を行うためといった理由で現場に足を運ぶ必要がなくなる。

リモート側のコンピュータに接続されたUSBフラッシュメモリ/DVD/CD-ROMなど接続されたコンピュータにマウントさせることが可能なほか、PCとの接続時に限られるが、ローカルとリモートのマウスを自動同期する「マウスダイナシンク機能」が利用可能。