ラネクシーは、米StorageCraft Technologyが開発したバックアップ・災害復旧ソフト「ShadowProtect 4」のアドオン製品「ShadowControl ImageManager 5」を6月7日より販売開始すると発表した。

ShadowControl ImageManager 5は、ShadowProtect 4に、障害時のリカバリ作業を数分間で完了するHeadStart Restore(HSR)機能や、バックアップイメージのレプリケーション機能を提供するアドオン製品。

ShadowControl ImageManagerのレプリケーション/HSR機能

HSRでは障害が発生する前に、バックアップイメージを仮想マシンとして前もってリカバリしておくことが可能で、障害が発生した際には15分以内でサーバを復旧する。

レプリケーションはこれまでLAN、WAN、FTPでローカルドライブやネットワークドライブ、またリモートサイト(FTP)にバックアップの複製を作成できたが、新機能のShadowStreamは独自のプロトコルを使用し高速でレプリケートすることができ、従来の方式よりも安全でハッキングを受けにくいデータ転送を行い、通信障害からの自動再開機能など、データを安全に転送、保持するための機能を搭載している。

ShadowControl ImageManager 5は、必要な機能を必要なジョブ数だけ購入する新しいライセンス形態で提供され、1Jobあたりの価格は、intelligentFTP・LAN・WANは新規ライセンスが年間17,200円、更新ライセンスが年間3,440円。ShadowStreamとHSRが新規ライセンスが年間34,400円、更新ライセンスが年間6,880円。