東芝は5月29日、福島復興ソーラーが福島県の東日本大震災からの復興のために行う発電事業と地域交流事業から成る南相馬ソーラー・アグリパーク事業に賛同し、1億円の出資を行うと発表した。

同事業は、被災地域である南相馬市において太陽光発電を行い、発電した電力を同一敷地内の植物工場などに供給するとともに、太陽光発電の仕組みについての学習や農業体験を通じて子供たちの成長支援と交流を行うもので、2013年春には発電を開始する予定。

東芝は同事業が地産地消の自然エネルギーを利用して農業の復興に貢献できること、子供たちの成長支援や交流に寄与できることに賛同し、出資を決定した。

東芝は、被災地域における自立支援などを目的とした復興支援プラン「東芝 東北 ASHITAプラン」を策定し被災地域への支援を行っており、今後も被災地の状況を踏まえながら、支援時期、内容を検討し、継続的に支援を行っていく。