NECは5月17日、同社の信販クレジット基幹系SaaS型クラウドサービス(マルチファンクション・クレジット・サービス)をほくせんが採用することが決定したと発表した。

MCSは、クレジットカードに関わる申込、審査、貸付、顧客取引、債権管理といった一連の業務をを標準化し、SaaS型クラウドサービスとして提供するもの。

「マルチファンクション・クレジット・サービス(MCS)」利用イメージ

「マルチファンクション・クレジット・サービス(MCS)」のメニュー

NECは、ほくせんにサービスを提供するにあたり、ほくせんの現行システムを運営する札幌ネクシスとMCS保有の機能を信販クレジット専業種向けに強化・拡充することで合意した。ほくせんのクレジットシステム「Crevo」は、信販専業種にとって必要な割販・貸金等の法対応や、売掛管理の一本化など、信販専業種の業務を軽減する機能を特徴としている。NECは札幌ネクシスのCrevoをMCSに取り込むことでサービスを強化する。