Googleが公式ブログ「Webmaster Central Blog」において、Webマスター向けに画像検索に関する情報をまとめている。

同ブログ記事によると、Google画像検索の検索結果に表示する画像は、その画像が見つかったページのテキストをもとに識別しているとのこと。ページのタイトルや本文、画像のファイル名やリンク先を示すアンカーテキスト、代替テキストなどの情報もとに、ユーザーが入力したキーワードに合致する画像を見分けているほか、コンピュータービジョンを使用した情報情報も行っているという。

Google画像検索のWebイメージ

また、同記事では画像をインデックスに登録しやすくするためのルールとして、画像検索が対応しているファイル形式(BMP / GIF / JPEG / PNG / WebP / SVG)を利用し、画像が埋め込まれているHTMLページと画像の両方をクロール可能な状態にすることを挙げている。また、画像のファイル名を内容に関連したものにする、わかりやすい画像説明をalt属性(画像にカーソルを置いた際などに表示される代替テキスト)として設定する、画像近辺のテキストを画像に関連した内容にしておくことなども有効だという。

このほか、多くのユーザーから寄せられた質問に対する回答も掲載されており、検索インデックス登録される画像のサイズには上限がないことや、画像に含まれているEXIFやXMPといったメタデータも画像の識別に利用されること、EXIFの情報は画像をクリックしたときに表示されるページ右側のサイドバーに表示されることがあることなどが説明されている。