Googleは検索だけでなく、さまざまなサービスを提供している。それらのうち、「Gmail」や「YouTube」「Google Maps」などはよく知られているが、知名度がないながらも便利なサービスもある。The Next Webが「10 Google Products You (Probably) Never Knew Existed(ほとんど知られていないGoogle製品10種)」という記事でピックアップしているサービスを紹介しよう。
Googleと言えば検索サービスが有名だが、巨大なインターネット企業に成長した同社は企業買収を積極的に行っているうえ、就業時間の20%を自分の好きなプロジェクトに割くことを義務付けている「20%ルール」もあって、社員がユニークな(時には"ヘンな")サービスを次から次へと開発している。
以下が、The Next Webが紹介しているGoogleのサービスだ。あなたはご存じだろうか?
「Google Takeout」(日本語サービス名:データエクスポート)
Google Takeoutは、「Google+ Circles」「+1」ボタン、写真共有サービス「Picasa」などのGoogleサービスから自分のデータアーカイブをダウンロードできるツールだ。「Takeout」とは、英語では「持ち帰り」という意味だが、ここは日本語のサービス名のほうがわかりやすい。
「Google Mars」
Google Marsは、Google Labsで実験的に提供されているサービスだ。「Google Earth」が地球なら、Marsはその火星版。火星に行かずして、コンピュータで火星を探索できる、天文好きに特にオススメのサービスだ。
サービス開始は2006年なので、知っている人も多いかもしれない。標高がわかる「Elevation」、衛星写真の「Visible」、赤外線撮影「Infrared」3種類の閲覧モードを用意、山(「Mountains」)、平野(「Plains」)、クレーター(「Creaters」)、峡谷(「Canyons」)、砂丘(「Dunes」) などのオプションもあり、「Spacecraft」をクリックすると火星探査機の場所や情報がわかる。
「Google SketchUp」
「Google SketchUp」は、SketchUpは3Dモデル作成を支援する便利系ツールだ。インタフェースもほぼ日本語化されており、無料のチュートリアルもあるので手軽に使い始められそうだ。3Dギャラリーからモデルのダウンロードもできる。
そのほか、同記事では、リアルタイムで相関するデータを表示する「Google Correlate」、Webサイト作成の「Google Sites」、Google Placesのレビュー「Google HotPot」、YouTube軽量版「YouTube Feather」、地図を利用した写真共有サービス「Panoramio」なども紹介していた。