アライドテレシスは4月16日、レイヤー2plusギガビット・インテリジェント・スイッチ「AT-x210-24GT」の出荷を4月23日より開始すると発表した。同社はあわせて、AT-x200-GEシリーズのファームウェアをバージョンアップし、「Ver.5.3.4A-3.4」の同社ホームページからのダウンロードサービスと、AT-x200-GEシリーズの新フィーチャーライセンスの出荷を4月23日より開始する。

「AT-x210-24GT」

AT-x210-24GTは、10/100/1000BASE-Tポートを24ポート装備し、うち4ポートがSFPスロットとのコンボ(共有)ポートとなるレイヤー2plusギガビット・インテリジェント・スイッチで、SFPスロットは別売もオプションのSFPモジュールの追加によりギガビット光ポートの実装が可能となる。

AT-x210-GTシリーズは、「AlliedWare Plus(AW+)」を搭載し、xシリーズによるコアからインテリジェント・エッジまでの業界標準コマンドによる統一した操作性、運用性を実現する。

1つの物理ポートで3種類(IEEE 802.1X認証/MACベース認証/Web認証)の認証方式を併用することができるTri-Auth機能、同一インタフェースでユーザーごとに別々のVLANを動的に付与できるマルチプルダイナミックVLAN等の充実した認証/セキュリティ機能を搭載するほか、EPSR、ループガードなど、ネットワークの可用性を高める諸機能をサポートしている。

AT-x200-GEシリーズの新ファームウェア「Ver.5.3.4A-3.4」で追加したのは、プライベートVLANでタグVLANと併用が可能になるエンハストプライベートVLAN機能や、IGMPクエリアが存在しないマルチキャストネットワークにおいてIGMPクエリアとなれるIGMPスヌーピングクエリア機能など。

また、同ファームウェアのバージョンアップにともない、AT-x200-GEシリーズの新フィーチャーライセンスをリリースする。FL02(IPv6ライセンス)ではIPv6、IPv6-SNMPv1/v2c/v3、MLDv1/v2スヌーピング、UDLDのサポートを可能としIPv6への移行を実現し、またFL03(アプリケーションライセンス)はUDLDのサポートを可能にする。

価格は、「AT-x210-24GT」が194,000円、「AT-x200-GE-FL02(IPv6ライセンス)」が100,000円、「AT-x200-GE-FL03(アプリケーションライセンス)」50,000円(いずれも税別)。