パオ・アット・オフィスは4月11日、Microsoft .NET開発環境下での帳票作成ツール「Reports.net Ver 6.3」をリリースすると発表した。価格は49,980円。
Reports.netは、.NET(C#, F#, VB.NET ,C++)の開発者、またJavaの開発者の立場で設計された帳票作成ツールで、WEBサービスを利用してJavaと.NETの印刷データの連携が可能となっている。
今回リリースする製品は、日本の帳票に要求される機能を盛り込み、.NET開発者の顧客の開発および運用における使い勝手を最優先に考慮したという。
バージョンアップした機能は、「デザイン時の機能」、「文字列枠(テキストボックス)に関する機能」、「その他、不具合の改修」。
デザイン時の機能では、繰り返しの指定をした場合、レイアウト上に表の罫線等、繰返し分を背景として表示することができるようになった、また、通常のオブジェクトの色と分けるため、繰返し分の初期表示色をシルバーとし、プロパティにより変更できるようになった。そのほか、表全体の高さがわかり、デザインしやすく改良された。
文字列枠(テキストボックス)に関する機能では、文字列枠(テキストボックス)内、縦方向の位置を指定可能にし、枠いっぱいに文字列を伸縮出力できるようにし、指定フォントサイズで、縦の高さは固定とし、横方向にだけ伸縮する機能を追加した。さらに、文字列枠(テキストボックス)の枠線を出力できるようにした。