富士ソフトグループのイデア・コンサルティングは4月11日、米Desktoneの「Virtual-DPlatform」の国内初の販売代理店契約を締結し、クラウド基盤上で動作するオフィス向けの仮想デスクトップクラウドサービス(DaaS:Desktops as a Servicve)「iDEA Desktop Cloud」の販売を開始すると発表した。

「Virtual-DPlatform」は、法人のデスクトップ環境の導入を簡素化、管理費用の低減を目的とした、大規模なデスクトップ環境配信に関する設計・開通・管理をサポートする機能を有したデスクトップ環境の運用ソフト。

「Virtual-DPlatform」サービス概要イメージ

iDEA Desktop Cloudを展開することにより企業では、PCやiPad、Android端末などから社内外にかかわらず、VPN閉域網等による高い安全性が確保されたアクセスができ、オフィスのデスクトップ環境を提供する。これにより、社内のファイルサーバや業務システム、社内ネットワークへのアクセスが可能になるため、国内、海外の出張先や外出先からでも社内の環境と同様の勤務が可能となる。

また、クラウド上に各ユーザーのデスクトップ環境を構築することにより、搭載アプリケーションの各種設定及びデスクトップPC管理の一元化を行うことができ、クラウドサービスを利用することにより、システム構築にかかる初期投資を最小限に抑えることができるという。

同社は今後、ウィルス対策サービス、資産管理サービス、Windows 7マイグレーションサービス、初期導入サービス、運用保守サービス、バックアップサービスなどのサービスメニューを充実させていく予定となっている。