「Poser 9」パッケージ

イーフロンティアは、3DCGキャラクタ作成ソフト「Poser」シリーズの最新版である「Poser 9」日本語ダウンロード版を発売した。価格は1万5,800円。パッケージ版は4月27日発売予定で、価格は1万9,800円。いずれもWindows版とMac版の両方が利用可能となっている。

「Poser」は、あらかじめ用意された多彩な人体フィギュアに自由なポーズや表情を付けることで、簡単に3DCGキャラクタのデザインやアニメーションを作成することができる3DCGツール。

最新版のおもな新機能は、肌などをより写実的に表現する「サブサーフェイススキャッタリング」、シーンのライティングや影の正確なリアルタイムプレビューが可能になる「リアルタイムOpenGLシーンプレビュー」、頂点ウェイトマップリグのサポート(作成には非対応)、ボールを投げたり受け取ったりする動作を簡単に作成できる「コンストレイントオブジェクト」など。さらに、ライブラリから複数のアイテムを選択してシーンにドラッグ&ドロップすることが可能になったほか、レンダリング速度の向上、ダイナミックヘアーの高速化なども果たしている。

「サブサーフェイススキャッタリング」の適用前(左)と後(右)

パッケージ版には、クイックリファレンスカード、クイックスタートマニュアル、Windows版/Mac版の両方のプログラムディスクを同梱。ダウンロード版では、Windows版/Mac版の両方のプログラムがダウンロード可能となっている。また、旧製品(Poser 6/7/8)のユーザー向けに、バージョンアップ版(パッケージ:9,800円、ダウンロード:8,800円)を用意するほか、公式ガイドブック『Poser 9 Official Guide Book』が付属するパッケージ製品(2万2,800円)も発売される。

対応OSは、Windows版がWindows 7/Vista/XP、Mac版がMac OS X 10.5、10.6または10.7。

「Poser 9」操作画面イメージ