キヤノンはインストールタイプ(据え付けタイプ)の液晶プロジェクタの最上位モデル「WUX5000」を4月11日より発売すると発表した。同製品は、交換型投写レンズから得られる設置・投写条件の多様性や高いメンテナンス性を有しながら、5,000ルーメンの高輝度を実現した新ラインナップ。価格はオープンで、市場想定価格は100万円程度。

「WUX5000」

シームレスな画像を投写できる反射型液晶パネル「LCOS(エルコス)」と同社独自の光学システム「AISYS(エイシス)」に加え、同社のズームレンズを組み合わせることにより、フルHDを超える16:10のWUXGA(1,920×1,200ドット)の投写を可能としている。

また、「上下左右電動レンズシフト機能」や「電動ズーム・フォーカス機能」を搭載し、リモコンから調整できる。さらに、新開発の色処理ICチップ(新・6軸色調整+新3D-LUT)により、色相・彩度に加えて明度を調整できるほか、高度な色再現性と中間階調の表現力を備えている。

外形寸法はW380×D430×H170mで重量は8.5kg。また、様々な設置環境に対応可能な3種類(標準ズーム、望遠ズーム、短焦点固定)の交換レンズを別売りにて提供している。