角川グループのデジタルコンテンツ事業を担う角川コンテンツゲートは、同社が運営する電子書籍の配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」において、メディアファクトリーのライトノベルレーベル「MF文庫J」作品の配信を開始した。メディアファクトリーは2011年11月に、角川グループホールディングスに買収されている。

BOOK☆WALKERはこれまでも、アニメ化作品を含む多くの人気作品を配信している。今回、MF文庫Jが加わったことで、同社の発表によると「ライトノベル市場の8割強を占めるレーベルが揃った」という。配信しているレーベルは、角川スニーカー文庫、電撃文庫、ファミ通文庫、富士見ファンタジア文庫、GA文庫など。

4月2日に初回の配信が開始されたMF文庫Jからは、「僕は友達が少ない」「ゼロの使い魔」など、同レーベルの顔ともなっている作品が登場する。また、アニメ化企画が進行している「この中に1人、妹がいる!」なども配信され、4月中に15シリーズ139タイトルが登場する予定となっている。

配信されるおもな作品

現在配信開始を記念して、「ゼロの使い魔」第1巻を無料で公開するなどのキャンペーンも実施されている。