日本アイ・ビー・エムは3月19日、モバイル端末の位置情報や導入アプリケーションの種類などを一元的に把握し、端末の紛失・盗難時に画面ロックやデータ消去などを遠隔地の管理サーバから実行できる端末管理ソフトウェア「IBM Endpoint Manager for Mobile Devices V8.2」を発表した。

同製品は、管理サーバで稼働する管理コンソールとモバイル端末に導入されるエージェント・ソフトウェアをパッケージにしたもの。エージェント・ソフトが搭載された全モバイル端末のモデル名、ユーザー名、導入アプリケーションの種類などの情報を、管理サーバ上のコンソールで一元的に把握することを実現する。

加えて、紛失した端末の捜索などにも有効な「地図上で端末の位置をリアルタイムに確認できる機能」、端末の紛失・盗難が発覚したら、操作を防ぐことが可能な「画面ロック機能」、端末を初期化できる「データ消去機能」も提供する。

同製品は、iOS/Android/Windows Phoneといったモバイル端末向けOSに対応し、最大25万台のモバイル端末を監視・管理することが可能。