富士ゼロックスは、同社が昨年の8月23日に無料で提供を開始したパブリッククラウドを活用した新サービス「SkyDesk(スカイデスク)サービス」の「SkyDesk Mail(メール統合管理)」と「SkyDesk Cards(名刺管理)」の2つのアプリケーションに、より大規模かつ組織的な利用環境を提供する有料サービスメニューを追加し、提供を開始した。
現在の無料で提供している「SkyDeskサービス」では、その「組織」に登録し利用できるユーザーは3名までで、さらに「組織」内で形成できる「グループ」数は3グループまでと制限されている。
今回提供する主な有料サービスでは、「SkyDesk Mailスタンダード」を利用することで「組織」への登録人数を最大300名まで拡大するとともに、メールのストレージ容量を10GBか15GBのいずれかに拡大、「組織」における「組織グループ」の作成も、最大30グループに拡大することができる(無料サービスでは3グループ)。また、SkyDesk Cards プロフェッショナルにより、名刺データの登録可能枚数を1,000枚/人(無料サービスでは50枚)に増やし、組織内で15,000枚までの名刺共有を可能にする(無料サービスでは共有不可)。
価格は「SkyDesk Mailスタンダード 10GB」が2,000円/人、SkyDesk Mailスタンダード 15GBが3,000円/人、SkyDesk Cardsプロフェッショナルが3,000円/人(いずれも税別で半年間の料金)。
また、15日間の期間限定で「SkyDesk Cards プロフェッショナル」の機能を無料で利用できる「トライアル版」も提供する。