ネットギアジャパンは、ギガビットポート8つと、SFPスロット2つを備えた10ポートギガビットスマートスイッチ『GS110T』を、3月1日より販売開始すると発表した。価格は33,390円。
SFPスロットにオプションのモジュールを追加すれば、ギガビット光トランシーバを使用した長距離高速通信が利用でき、VLAN(ポートVLAN)、802.1x、レイト制御、といったL2フルマネージスイッチレベルの機能に加え、L3フルマネージスイッチレベルのIP ACLもサポートしている。また、デスクサイドに置いても動作音が気にならないファンレス設計とコンパクトな筺体を採用している。
製品には、ユーザーが製品を持っている間は期間を定めず、ハードウェア故障に対する保証を提供する無償サポートサービスであるライフタイム保証も標準添付している。
『GS110T』は、2009年7月よりスイッチにも適用された省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)の基準に対し、達成率156%となっており、ポートの使用状態やケーブルの長さを自動で認識し、電力を調節する「パワーコントロール機能」も搭載する。
そのほか、選択したネットワーク上における複数のスイッチの設定やファームウェアの更新を一度に行うことができる「Smart Control Center」に対応し、NETGEARのスマートスイッチ製品に共通のルック&フィールを備えた管理画面により、専任のITスタッフのいない環境でも、容易に設定・管理ができるよう工夫されている。
スイッチングファブリックは20Gbps、MACアドレス数は4,000、VLANサポート数は64で、Jumboフレームにも対応。外形寸法は、W236×D101×H27mm、重量は0.7kg。