コンピュウェアは2月17日、トラフィックがピークとなる時間帯のWebサイトのパフォーマンスの悪化にユーザーは不満を募らせており、以前よりもその状況に対し我慢できなくなっている、という最新の調査結果を発表した。

同社によると、オンラインのユーザーは、トラフィックがピーク時であるか否かにかかわらず常に快適な体験を望んでおり、約90%のユーザーが、トラフィックのピーク時でもWebサイトが正常に動作することを重要視しているとのこと。

ピーク時におけるWebサイトのパフォーマンスの悪さに対するユーザーの耐性は低下しており、Webサイトのパフォーマンスの問題を許容できないと回答したユーザーは、2009年の29%に対し、37%に増加している。

Webサイトのパフォーマンスの悪さを体験したユーザーの4分の3が同業他社のサイトへ移動しており、約30%のユーザーは直ちにページを離脱している。また、86%のオンラインユーザーは、パフォーマンスの悪さを経験した後は、同じサイトを訪れようとしなくなる傾向がある。

43%のオンラインユーザーが、Webサイトのパフォーマンスが悪かった企業に対し肯定的なイメージを持ちにくくなり、3分の1は自分の嫌な体験について他人に話をしているとのこと。