NECと日本オラクルは2月2日、オラクルの「SPARC T4」サーバで稼働するOracle Solarisの仮想化ソリューションにおいて連携を強化することを発表した。併せて、仮想サーバ構築と保守サービスをセットにした「サーバー仮想化ソリューションパック」の提供を開始。さらに、クラウドOS「Oracle Solaris 11」への移行支援を共同で推進する。
NECは、子会社のNECフィールディングを通じて、「SPARC T4」サーバを使った仮想サーバー環境の構築と、1年間の保守サービスをパッケージにした「サーバー仮想化ソリューションパック(Solaris Containerモデル)」を3月末より販売する。動作検証済みのハードウェアとソフトウェアの組み合わせでシステムを構成するため、通常は3週間程度かかる導入期間が最短で1週間程度に短縮される。
評価環境向けの最小構成モデル「スモールスタートパック」、障害発生時に手動でスタンバイ機に切り替え可能な「スタンバイPLUSパック」、障害発生時に自動でスタンバイ機に切り替え可能な「IP-SANパック」の3種類のパックを用意。価格は504万円/台~。