ヤフーは、同社が提供するストレージサービス「Yahoo!ボックス」について、1月14日に新規利用者が100万人を突破したと発表した。

Yahoo!ボックスは、画像データや書類データなどさまざまなデータを保存できるオンラインストレージサービス。2011年10月にサービスを公開し、約3ヵ月間で100万人を突破したことになる。PCやスマートフォン、携帯電話からサービスを利用可能。保存容量はプランによって異なり、無料のYahoo! JAPAN IDを取得した会員向けが5GB、有料のYahoo!プレミアム会員やYahoo!BB会員向けが50GBまで利用できる。

同社では、100万人突破にあわせて、サービス利用者の属性を公開している。発表によると、プラン別では5GBプランの利用が全体の49%、50GBプランが51%。サービス全体で見た場合の男女比は、男性72%、女性28%。特に、50GBプランの利用では男性が80%を超えているという。

また、保存されているデータの種類をみると、画像ファイル(65.4%)、文書/表計算ファイルなど(8.2%)、音楽ファイル(3.4%)、動画ファイル(0.7%)などとなっており、同社では「スマートフォンで撮影した写真の保存先やグループ間でのファイル共有(若年層)、趣味の写真や子や孫の写真などの保存先(シニア層)」としての利用が多いのではないかと分析している。

なお、Yahoo!ボックスは、今後1000GB(1TB)プランの提供も予定している。