ラネクシーは、1月18日、米ペガサスイメージング社が開発したiPad/iPhone向け医用画像アプリケーション開発ツール「AIMTools」を販売開始した。

同製品は、iOSが標準対応していないロスレスJPEG、JPEG 2000、TIFF形式の表示を提供する医用アプリケーション開発環境(SDK)。同製品で開発したアプリケーションを使えば、医師や患者がiPadやiPhoneで電子カルテ、JPEG 2000やTIFF形式で保存された医療記録などの閲覧が可能になる(端末側に「AIMToolsクライアントランタイム」が必要)。

iOSのマルチタッチによる画像の拡大表示、リサイズ、輝度やコントラストの調節にも対応。今後、同製品のAndroid対応版の発売も予定されている。

価格は、「AIMTools 日本語版 開発ライセンス」が50万円、「AIMTools 日本語版 開発ライセンス保守」10万円、「AIMTools 40クライアントランタイム」が2万8000円、「AIMTools 1000クライアントランタイム」が70万円。

同製品の発売を記念して、開発ライセンス/1,000クライアントランタイム/90日の保守をセットにした「AIMTools 日本語版 スターター開発キット」を70万円で販売する期間限定キャンペーンが3月末日まで実施される。