ソフォスは12月20日、モバイル端末管理ソリューション(MDM)「Sophos Mobile Control」の最新版である「Sophos Mobile Control 2.0」を日本でも発売開始すると発表した。製品価格は、1ユーザあたり7,360円(100ユーザー購入時)となっている。
Sophos Mobile Controlは、IT管理者がスマートフォンやその他の個人用モバイルデバイスのセキュリティの確保、監視、および制御ができ、iOS5をはじめとするApple iPhone やiPad、Google Android、Windows Mobile、そしてRIM BlackBerryなどのモバイルデバイスとOSをサポートしており、これらのすべてを単一のWebコンソールで管理できる。
新しく発売されるSophos Mobile Control 2.0は、管理者向けサイトとは別に、従業員向けサイトを開設し、社員自身がモバイルデバイスを登録、ロック、データ消去、デバイスの検索、パスワードのリセットなどの機能が利用できるようになった。セルフサービス・ポータルの活用により、IT部門管理者の負荷を軽減すると同時に、使用者自身で問題を解決できるようになる。
また、IT管理者は、シンプルなルックアンドフィール画面で、モバイルデバイスへダウンロードするアプリケーションを設定できる。これにより、企業アプリケーションを従業員のみに簡単に展開することができる。
さらに、特定のアプリケーションの使用を禁止するなどの特定のルールを適用し、Webベースのダッシュボードでコンプライアンス関連のすべての問題を記録し管理する。それにより、企業ポリシーに準拠していないすべてのデバイスを表示したり、違反内容の詳細や問題を修正するために必要となる措置を表示したり、ポリシーに準拠していないデバイスを、企業データにアクセスできないように設定することもできる。