NECネクサソリューションズは、SaaS型の「在庫削減支援サービス」を開発し、販売を開始したと発表した。有料サービスの提供開始は12月の予定。

「在庫削減支援サービス」は、「発注数量を決めるためには将来の需要を予測する必要がある」という今までのやり方ではなく、毎日の在庫数量の変動により目標在庫量をダイナミックに調整する「ダイナミック・バッファー・マネジメント(DBM)理論」)を応用。アイテムごとの推奨発注量を算定することで、在庫削減の効果を実現する。

月額利用料は、期待する在庫削減額(キャッシュフロー改善額)に対する金利月額(年利2%)の10%で、在庫削減期待額1.2億円の場合は月額利用料2万円となる。また、初年度6カ月目に、在庫削減率が10%を超えた場合に成果ボーナスの支払いが必要で、金額は10%を超えた分の在庫削減額の10%。例えば、当初在庫6億円、削減額1.5億円(削減率25%)の場合、10%を超えた分の削減額は9000万円のため、成果ボーナスは900万円となるという。