CompTIA米国本部は11月10日、ITpreneursは共同でクラウドコンピューティングスキルに関する認定試験「CompTIA Cloud Essentials」の開発を行うと発表した。同認定試験の英語版は、2011年12月に配信開始、日本語版は2012年2月頃の配信を予定している。

CompTIA

同認定試験では、ビジネスおよび技術的観点から検討するクラウドコンピューティング、クラウドコンピューティングの導入・運営を行う上で必要とされる事項など、クラウドコンピューティングの原理や概念に対する知識と理解を評価する。

認定試験の受験者は、クラウドコンピューティングソリューションを導入・活用している、または導入を予定・検討している企業に勤めるITプロフェッショナル、クラウドサービスのビジネスに携わる人材が対象となる。

受験の際の必須事項ではないが、受験者は、IT組織の運営に関する一般的な実務知識、ITに関連する職務や任務に直接的に携わるIT環境で少なくとも6ヵ月以上の実務経験を所有していることが望ましいとのこと。

試験の内容は、サブジェクトマターエキスパートによる協力、またAmazon、Cisco Systems、Citrix Systems、EMC、Google、IBM、Microsoft、VMwareなどのクラウドコンピューティング市場を代表する企業との協業により開発されている。