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Oracleは9月26日(米国時間)、「SPARC T4プロセッサ」をベースに採用した新しいシステム「SPARC SuperCluster T4-4」を発表した。SPARC SuperCluster T4-4はエンタープライズ向けのミッションクリティカル用途で採用できるプロダクト。「Oracle Solaris 11」「Oracle Exadataストレージ」「Oracle Exalogic Elastic Cloud」の組み合わせで汎用性が高く優れたパフォーマンスとスケーラビリティを提供する。
SPARC T4プロセッサはシングルスレッドのパフォーマンスを引き上げた次世代プロセッサで、SPARC Tシリーズシステムの高いマルチスレッドスループットパフォーマンスを維持したまま、前世代プロセッサと比較してシングルスレッドで5倍といった高速化を実現したという特徴がある。また、セキュリティ機能強化の目的でプロセッサコアごとに暗号ストリーム処理ユニットを持っているという。
仮想環境との相性も良く、「Oracle VM Server for SPARC」や「Oracle Solaris Containers」などの技術を活用して「Oracle Solaris 10」および「Oracle Solaris 11」のアプリケーションを混在させて利用することができる。