MySQL

Oracleは8月1日(米国時間)、MySQL 5.6アーリーアクセス版に、InnoDBの新機能とレプリケーションの新機能を試すことができるパッケージを追加したことを発表した。アーリーアクセス版はMySQL Server Snapshotsからダウンロード可能。「mysql-5.6-labs-innodb-fts」が新しく追加されたパッケージになる。Windows版、Mac OS X版、Linux版、Solaris版が提供されている。

アーリーアクセス版で試用できるInnoDBの新機能は次のとおり。

  • 全文検索機能。
  • REDOログファイルサイズの2TB上限への引き上げ。
  • それぞれのテーブルスペースにUNDOログを配置。
  • 再起動時の事前読み込みおよびウォーミングを実現するためのバッファプール機能。
  • .ibdファイルの自動エクステンション機能。
  • 4Kおよび8Kページサイズのサポート。

同じくアーリーアクセス版で試用できるレプリケーションの新機能は次のとおり。

  • 新しいBinlog API。
  • Binlogグループコミット。
  • 永続性のあるスレーブリード。
  • 拡張されたマルチスレッドスレーブ。

それぞれの新機能をどのように利用するかはMySQL 5.6 - (Early Access Features) - InnoDB and Replication!に解説文書へのリンクがまとまっている。