米Googleは7月14日(現地時間)、2011年第2四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比32%増となる90億3000万ドル。過去最高の数字という。

営業利益は、GAAPベースで28億8000万ドル、非GAAPベースで33億2000万ドル。前者が同期比22%増、後者が同24%増という結果になっている。

売上高のうち、Googleが運営するWebサイトであげたものが全体の69%にあたる62億3000万ドル。AdSenseなどのパートナー経由であげたものが全体の28%にあたる24億8000万ドル。これらはそれぞれ前年同期比39%増、20%増と、大幅増を記録している。

売上高を地域別に見ると、米国内での売上比率は47%。53%を占める海外売上のうち、英国での売上が全体の11%に及んでいる。この比率は前年と概ね同じ。

なお、従業員数は6月30日時点で2万8768人。前四半期と比べると2452人増加しており、増加ペースは、企業買収で増えた従業員の数を除くと、第一四半期とほぼ変わりがないという。