The World Wide Web Consortium

W3Cは6月7日(米国時間)、「CSS 2.1」をW3C勧告としたことを発表した。Cascading Style Sheets Level 2 Revision 1 (CSS 2.1) SpecificationがW3C勧告として承認された規格となる。CSS 2が勧告として公開されたのが1998年であることを考えると、実に13年を経てCSSの新しい基盤となるバージョンが公開されたことになる。

CSS 2.1はCSS 2で問題とされてきた機能が整理されている。また、CSS 2.1のW3C勧告発表と同時に2つの仕様がW3C勧告として発表されている。

今後、CSSワーキンググループはCSS 3関連の作業に注力することになる。CSSは構造化されたドキュメントに対してスタイルを付与するための仕様。WebにおいてHTMLにスタイルを与える技術として広く利用されている。