JR各社、大手私鉄など11の事業者は5月18日、2013年春から相互利用サービスを実施することで合意したことを発表した。これにより、鉄道計51事業者、バス計98事業者、合計149事業者のサービスを1枚のICカードで利用することが可能になる。

今回発表を行ったのは、JR北海道、PASMO協議会、JR東日本、名古屋市交通局、名古屋鉄道、JR東海、スルッとKANSAI協議会JR西日本、福岡市交通局、西日本鉄道、JR九州の11事業者。

相互利用が実施されるICカードは、「Kitaca」JR(北海道)、「PASMO」(パスモ)、「Suica」(JR東日本)、「manaca(マナカ)」名古屋交通開発機構/エムアイシー)、「TOICA」(JR東海)、「PiTaPa」(スルッとKANSAI)、「ICOCA」(JR西日本)、「はやかけん」(福岡市交通局)、「nimoca」(ニモカ)、「SUGOCA」(JR九州)の10種類。

相互利用は、交通事業者の鉄道・バスでの利用のほか、各交通形ICカード加盟店での電子マネーとしても利用も可能になる(PiTaPa除く)。

相互利用が可能な149の事業者の内訳