セブン&アイ・ホールディングス傘下の金融サービス事業会社であるセブン・フィナンシャルサービスは5月11日、6月1日よりグループの各種カード(会員総数2,900万人)を活用したグループ横断のポイントサービス「セブン&アイポイントサービス」を開始すると発表した。

同サービスは、全国のセブン-イレブン(1万3,250店舗)、イトーヨーカドー(174店舗)、そごう・西武(27店舗)、デニーズ・ファミール(463店舗)の各店舗と、セブンネットショッピングのオンライン決済を対象に導入し、今後、順次グループ全社へ拡大していく。

同サービスは、グループの年間売上高約5兆円、ポイント発行額約400億円相当の法人・店舗を対象としたもの。

同サービスでは、セブン&アイグループで発行しているクレジットカードをグループ店舗で利用すればポイントが優遇される。セブンイレブン、そごう、西武、デニーズ、ファミール、セブンネットショッピングでの利用について、セブン・カードサービス発行のクレジットカードは6月16日利用分から、セブンCSカードサービス発行のクレジットカードは6月1日利用分からポイントが優遇される。

「nanacoポイントクラブ」では、セブン&アイの各種ポイントをnanacoポイントに移行・合算できるようになり、ポイントは電子マネーに交換またはセブンネットショッピングで利用可能。9月から順次利用が始まり、まずはイトーヨーカドー、そごう・西武のポイントが移行・合算の対象となる。

セブン&アイグループにおけるポイント共通化の取り組み