Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform.

次期Operaの開発コード名が発表された。次期メジャーリリースは「Opera 11.50 "Swordfish"」。Swordfishは「メカジキ」を意味する。

コード名の発表と同時にOpera 11.50のアルファ版が「Opera Next」として公開された。Opera Nextは開発チャンネルに相当するもので、自動的にアップデートが実施される開発者やアーリーアダプタ向けのチャンネル。安定版リリースと競合しないように設計されており、Operaの最新開発機能を試したい場合に便利。

Opera NextをインストールするとOpera 11.50 Swordfishがインストールされる

Opera 11.50における注目点はスピードダイヤルがエクステンションの対象として操作できるようになることと、パスワードの同期処理が実施可能になること

Opera 11.50 alpha 1009 - Mac OS X

スピードダイヤルを利用するエクステンションのサンプル

Opera 11.50 "Swordfish"における最大のポイントは、スピードダイヤルがエクステンションの対象として利用出来るようになる点にある。スピードダイヤルはOpera特有の機能で、新規タブページに特定のWebページをガジェットのような形で配置しておけるというもの。Webページを開かなくとも必要な情報を一目でチェックできる。最近のリリースでスピードダイヤルの機能が強化され、配置や個数の自由度、ズーム機能などが改善されていた。

Swordfishではスピードダイヤルがエクステンションから操作できるようになる。天気予報や降水データ、株価情報、商品情報、時刻などリアルタイムにチェックしたいデータをスピードダイヤルでより簡単にチェックできるようになるとみられる。