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StatCounterの報告によると、Firefox 4のブラウザシェアが2011年5月に入ってから10%を超えたまま増加傾向で推移している。5月1日時点で10.29%のシェアに達し、5月11日の時点では13.58%のシェアを確保している。一方、Firefox 3.6はシェアを落とし続け、10日の時点でのシェアは12.5%。Firefox 4がFirefoxバージョン別でもっともシェアの多いブラウザになった。
glow.mozilla.orgの報告によると5月10日現在におけるFirefox 4の総ダウンロード数は1億5千万を突破。日本における総ダウンロード数は300万を超えている。
これまでFirefoxのメジャーアップグレードは比較的長い周期で実施され、バージョンの移行も比較的緩やかに実施される傾向にあった。特にエクステンションの互換性が確保されるまでユーザがアップグレードを待つことが多かった。
Firefox 3.6と4.0は提供されている機能の違いもあるが、JavaScriptエンジンの高速化やレンダリング機能の高速化などで体感的な速度が大幅に向上している。また、アップグレードが頻繁に実施されるブラウザで実現されている機能が取り込まれたバージョンということもあって、早いペースで移行が進んでいる。