CA Technologiesは3月24日、同社のバックアップ製品「ARCserveシリーズ」について、計画停電や緊急停電時の対応における注意事項や作業方法を公表した。

今回公表されたのは「CA ARCserve Replication / HA」「CA ARCserve Backup」「CA ARCserve D2D」を対象としたもの。

「CA ARCserve Backup」については、計画停電の時間にバックアップ処理のスケジュールが組まれている場合、処理の開始時間をあらかじめ変更しておく必要がある。また停電からの復帰時には、バックアップサーバよりも先に外付けテープ装置やSAN Switchなどの電源スイッチを投入するといった注意事項に加え、UPS(無停電電源装置)によってサーバのシャットダウン・起動を自動化している場合は、あらかじめこれらの装置の電源が先に投入されるよう、制御ソフトで設定しておくべきといったことも明記されている。