故・NEC 名誉顧問 西垣浩司氏

NECは3月3日、同社の名誉顧問で元代表取締役社長と代表取締役副会長を務めた西垣浩司氏が心不全のため逝去したと発表した。

同氏は1938年生まれで、72歳だった。1961年に東京大学経済学部を卒業し、同年NECに入社した後一貫してコンピュータ畑を歩き、1983年に情報処理金融システム事業部長、1992年に常務取締役、1994年に専務取締役、1999月に社長に就任した。

同氏は社長就任中、半導体事業を分社化してNEC日立メモリを設立したほか、家電分野からの撤退の決断を下した。

2004年には同社の特別顧問に、2008年には情報処理推進機構(IPA)の理事長に就任した。

通夜・葬儀は近親者にて執り行い、遺族の意向により、弔問ならびに香典、供花、供物などは辞退する。