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Open Kernel Labs |
Open Kernel Labsがモバイルデバイス向けのハイパーバイザ「SecureIT Mobile Enterprise」を発表した。SecureIT Mobile Enterpriseはスマートフォン、タブレットデバイス、組み込みデバイスなどにおいて複数のOSの動作を可能にするタイプ1のハイパーバイザ。OKL4 Microvisorと呼ばれるハイパーバイザでARM、MIPS、Intelのプロセッサに対応し、ホストOSとしてはLinux、Android、Symbian、Windowsをサポートしている。
スマートフォンやタブレットデバイスに仮想化技術を導入し、2つ以上のOSを使い分けられるようにする取り組みが2010年あたりから活発になっている。これは企業におけるスマートフォンの活用などを狙ったもの。1つのスマートフォンに通常利用するOSと、業務用のOSの双方をインストールできれば、利用者のプライバシは保護しつつ、業務で必要になるアプリケーションやシステムも利用できるようになる。2つの端末を持つ必要がなくなり、コストの削減が図りやすくなるという利点がある。
OK Labsの「SecureIT Mobile Enterprise」の最大の特徴はハードウェアのうえで直接動作するタイプ1のハーパーバイザを採用している点にある。VMwareもモバイル仮想化プラットフォーム(Mobile Virtualization Platform)でモバイルデバイス向けの仮想化機能を提供しているが、こちらはホストOSの上で仮想化を提供するタイプ2になっており、「SecureIT Mobile Enterprise」と特徴が異なる。
