サイベースは2月17日、リアルタイムに情報が反映されるDWH環境を構築するためのソフトウェア製品群「Sybase Real-Time DWH Suite」を発表した。

Sybase Real-Time DWH Suiteは、データベース間のリアルタイムなデータ転送を実現するミドルウェア「Sybase Replication Server Real-Time Loading Edition(RTL)」、高速なデータ分析を行う「Sybase IQ」、Windowsベースのモデリング・ツール「PowerDesigner」の3製品によって構成される。

これらのうち、ソリューションの核となるがReplication Server RTL。データベースの更新ログだけをまとめてSybase IQへ転送できるため、バッチ処理でDWHの更新を行うシステムに比べて、高速で基幹システムへの負荷が低い環境を構築できるという。

対象データベースは、Sybase Adaptive Server Enterprise 15.0.3以降、およびOracle Database 10g以降。価格は個別見積もりで、3月1日から提供される。