PFUは、同社が昨年の12月より販売を開始した「PDF 長期署名ライブラリ」で利用する「PFUタイムスタンプサービス」に、新たに2つの定額制ライセンスを追加し、2月28日から出荷を開始すると発表した。
PDF 長期署名ライブラリは、電子署名およびタイムスタンプを利用し、電子化した文書が改ざんされていないことを長期間にわたり証明可能なPAdES準拠の電子化文書を作成するための開発者向けライブラリ。PFUタイムスタンプサービスを利用することが前提だが、これまでは1スタンプあたり10円のプリペイド方式と1スタンプ/1秒の定額制(タイプL)のみが提供されていた。
プリペイド方式は小規模な文書管理向けで、定額制(タイプL)は年額240万円と、大規模な文書管理向け。そこで今回、同社はユーザーからの要望に応え、両者の中間的な価格体系となる、年額84万円の定額制(タイプM)と年額30万円の定額制(タイプS)を追加した。
定額制(タイプM)は、1スタンプ/5秒、定額制(タイプS)は1スタンプ/20秒の発行が可能となっている。ライセンスは、処理文書量の増加に合わせ、期の途中でもアップグレードが可能だ。