米App Storeの"今年のiPadアプリ"に輝いたFlipboard

米AppleのApp Storeで「iPad App of the Year」(今年のiPadアプリ)に選ばれたiPad用のソーシャルマガジンアプリ「Flipboard」。15日に機能を大幅に強化した新版がリリースされた。バージョン番号はv1.1だが、Flipboardはメジャーアップデートと位置付けている。

まず従来のFacebookとTwitterに加えて、新たにGoogle ReaderとFlickrを登録できるようになった。Google Readerを登録すると、購読または共有しているニュースサイトやブログの記事を雑誌形式で読め、スターや共有・コメント機能もFlipboardから利用できる。Flickrもフォトストリームを、お気に入りやグループなどソーシャル機能と共に楽しめる。

Google ReaderとFlickrを新たにサポート

タップを繰り返すことなく記事を確認できるようにインターフェイスを改善

FacebookとTwitterのサポートも強化された。Facebookはユーザーのフィードからグループやファンページ、写真のフリップが可能。Twitterでもユーザーのツイート、Twitterのお気に入り、@mentions、リストをブラウズできるなど、新しい機能に対応した。

Flipboard全体で、ステータスのアップデート、写真の投稿、Flipboardページの共有などが可能だ。Facebook、Twitter、Google Readerをまたがったポストを作成でき、例えばTwitterで見つけた記事を、そのままFacebookのWallに投稿できる。

テキストの両端揃えにフル対応。また「Webで読む」ボタンをなくし、ユーザーが抜粋をタップすると自動的にオリジナルWebページ、RSSフィード/Flipboardページビューがロードされるなど、よりすばやく記事を確認できるようになった。ロード時間も短くなったという。

タイトル(FlipTech、Facebook、Google Readerなど)をタップすると、機能や関連するセクションなどがリスト表示される。例えばGoogle Readerでは、タイトルから「すべてのアイテム」「共有アイテム」「スター付きのアイテム」「購読フォルダ」などにアクセスできる。これを利用することで効率的に記事を絞り込め、ナビゲーションも容易になる。

タイトルをタップすると、機能や関連するセクションなどのリストが現れる