凸版印刷は12月13日、環境配慮型カードに植物の種を付加したカード「TANE-KAMICARD」(タネ カミカード)の試作品を開発したことを発表した。

「TANE-KAMICARD」ノーマルタイプ(左)とSIMタイプ

このカードは、パルプを中心とした100%天然素材を使用した同社の製品「KAMICARD」に植物の種を埋め込んだもので、使用済みのカードを土に埋めることで花を咲かせたり、植物の生育を楽しんだりすることができるという。

同社は今後実用化に向けた耐久性向上などを図り、携帯電話のSIMカードやギフトカード、園芸用途など向けとして2012年度のテスト運用を目指すとしている。