富士通BSC、スマートフォン向けクラウド型セキュリティサービスを発表

富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)は11月25日、iPhoneやAndroid端末などのスマートフォンのセキュリティ管理を一括して行うためのクラウド型サービス「スマートフォン向けセキュリティ管理サービス」を2011年4月から提供開始すると発表した。

同サービスではスマートフォンの端末初期化やリモートロック、カメラや無線LAN、Bluetoothなどのデバイスの無効化、発信可能な電話番号の制限などを行うことが可能となっており、スマートフォンに対してPC並みのセキュリティ対策を実現するとされる。

対応OSはAndroid、Windows Mobile、iOSで、Windows 7を搭載したモバイル端末も管理対象デバイスとすることが可能。

管理者はWebの専用画面で一元管理することが可能で、管理者が施した設定を端末側で変更することはできないという。

同サービスの初期費用は無料で、月額費用は1スマートフォンあたり315円から。販売目標は販売開始後3年間で6万ライセンス。

なお同社は、同サービスの正式提供開始前に無償トライアルサービスを実施する予定。