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OpenOffice.orgコミュニティで長らく役職についてきた3名がOOoコミュニティからの離脱を発表した。14日(米国時間)、Oracleの従業員であり、また、OOoコミュニティマネージャを務めているLouis Suarez-Potts氏がLibreOfficeを推進するTDF (The Document Foundation)に参加しているメンバーに対して、評議会からの離脱を要望していた。今回の離脱はこの要望を受けてとみられる。離脱を発表したのは次の3名。
- Christoph Noack氏 - 元OOoプロダクト開発代表。自身の考えるアイディアと現状との相違点を解消することが難しく、最終的に離脱を決定。
- Thorsten Behrens氏 - 元OOoグラフィックシステムレイヤプロジェクトリード。OracleのTDFへの参加を実現することができず残念。今後はLibreOfficeの取り組みに注力したい。
- Florian Effenberger氏- 元OOoマーケティングプロジェクトリードおよびドイツマーケティング連絡担当。見解の相違を解消できないため。
3名ともOOoコミュニティでの活動歴が長く、現在の担当を離れることを惜しんでいるが、それでも現在の見解の相違を解消することができず、より自分たちの考えるオープンソースソフトウェア的な活動のためにLibreOfficeの活動に注力していくという立場を説明している。