リコーは10月19日、デジタル複合機(MFP)「imagio MPシリーズ」とPCをウィジェットで通信するソリューション「App2Me(アップトゥミー)」のウィジェットを用いて、MFPとデータ管理サービス「Evernote」の連携を行うソリューションを開発したと発表した。

同ソリューションによって、MFPのスキャナー機能を用いて紙文書を電子化した際の保管先としてEvernoteを利用することが可能になる。

リコーのデジタル複合機からEvernoteにデータを保存する手順

利用するにあたっては、サーバの設置は不要で、PCに専用ウィジェット「Scan to Evernote(仮称)」をインストールするだけでよい。

Scan to Evernoteは2011年1月以降、App2Me専用サイトにて無償で公開される。提供地域は日本、米国、欧州となっている。

左から、ウィジェットの表示画面、MFP操作パネルのイメージ画面