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人は必ず誤ちを犯す。しかし、誤ちは自分のスキルを向上させるためのもっともいい経験であり、もっともいい教材にもなっている。これまで繰り返されてきた誤ちを学ぶことは、自分のスキルを向上させる上で有益な材料といえる。What Is The Worst Design or Programming Mistake You’ve Ever Made? - Smashing Magazineにおいて、WebデザインやWebプログラミングで犯しがちな誤ちが7種類に分類されて紹介されている。紹介されている誤ちは次のとおり。
- 本来やってはイケないミスを犯す。初心者から上級者まで広く犯しがち。
- バックアップを取り忘れる。
- 計測やチェックが甘く作業の失敗を繰り返す。
- 会話不足が不慮の事態を招く。
- コーディングで誤ちを犯す。
- 成果物に埋め草を残してしまう。
- 不適切なツールで作業をおこなう。
What Is The Worst Design or Programming Mistake You’ve Ever Made?では、TwitterフォロアーやFacebookファンなどから同サイトの読者の経験談を募り、実際にどういった誤ちを犯したかの具体例が紹介されているところが興味深い。特に印象強いものをいくつか次に掲載する。
1. 本来やってはイケないミスを犯す
- SVNのコピーを削除する代わりに誤ってリポジトリそのものを削除してしまった。
- 実機で作業を実施して、ローカルの古いファイルを実機にアップしてしまった。
- 別のデータベースへデータを書き込んでいた。
3. 計測やチェックが甘く作業の失敗を繰り返す
- 箱に収まらないカードを2万枚印刷した。
- 間違った電話番号が記載された名刺を2千枚印刷した。
- 誤ったスペルのドメインを取得した。
- 単位をmm(ミリメートル)とするところを、m(メートル)としてしまった。
- 封筒と紙のサイズを間違えて封筒に収まらなかった。
- 千枚のチラシを印刷したあとで電話番号の間違いに気がついた。修正したPDFを送信してもう千枚印刷してもらったが、古いPDFを送っており、違う電話番号のチラシをさらにもう千枚印刷してしまった。
4. 会話不足が不慮の事態を招く
- コンテンツの量を甘く見積りすぎた。
- Webデザインの経験はある(HTMLとCSSのつもり)と言ったら、いつの間にかASPとeコマースサイトの再設計を手掛けることになった。
- Webの経験はあると履歴書に書いておいたが、いつのまにかPHPプログラムをすることになっていた。
5. コーディングで誤ちを犯す
- rootユーザでrm -rf tmp/とするところを間違えてrm -rf tmp /としてしまった。
- サーバでrm -rf .*を実行してしまった。
- ==とするところを=としていた (代入なので常に真値として処理される)。
- ログインページにtext-align: center;を適用するつもりがサイト全体のCSSに適用していた。
- 支払いボタンからIDを削除してしまい6時間に渡って支払いが実施できないようにしてしまった。
6. 成果物に埋め草を残してしまう
- 顧客にとって好ましくないことをコメントに書いておいたのを忘れたまま出荷してしまった。あとで顧客がそれを見つけてしまった。
技術に詳しくない顧客はコードを変更したり削除したりすることを嫌う傾向にある。このため、コメントや埋め草として差し込んだ文字列がそのままWebに公開されてしまうといったハプニングも起こりやすい。実体験のひとつに「rootユーザでrm -rf tmp/とするところを間違えてrm -rf tmp /としてしまった」といったものがあるが、サーバ管理者であれば背筋が凍る話だ。
