米Grouponは8月17日(現地時間)、日本およびロシアのクーポン共同購入サイト「クーポッド」、「darberry」を運営する企業をそれぞれ買収すると発表した。

Qpod

darberry

Grouponは、2008年11月よりスタートしたクーポン共同購入サイト「Groupon」を運営する企業。地域ごとに1日1件の割引クーポンを販売し、購入者が一定数以上集まると取引が成立するというサービスモデルで、クーポンの割引率が高いことから話題を呼んでおり、米国での会員数はすでに300万人を超えている。海外展開も積極的に進めており、現在は29カ国で1300万人以上の会員を抱えるという。

国内でもここ数カ月で同種のサービスが劇的に増えており、「Piku」、「KAUPON」、「Qpon」「TOKUPO」、「LUXA」、「pomparade」、「グルピ」、「CooPa」、「Pita」など30以上が存在する。なかには、リクルートやUSENなど、店舗紹介サービスを展開する大手企業が手掛けているものもある。

今回買収する2社は今後、「Groupon Japan」、「Groupon Japan」と社名を変えて事業を展開していく。なお現地での指揮は引き続きクーポッド/darberryの創業者がとっていくが、サイトデザインやブランド名はGrouponに合わせるかたちで変更される。