日本最大級のソーシャルブックマークサービスである「はてなブックマーク」をはじめ、ブログの「はてなダイアリー」や人力検索など多数のWebサービスを提供する『はてな』。多くのITエンジニアやWebデザイナーが利用している。Web APIは初期の頃から率先して公開しており、開発者たちがそれらを使ったマッシュアップを公開してきた。今回は、はてな系マッシュアップをはじめ、はてなのサービスをより便利に使いやすくしてくれるソフトウェアを紹介しよう。
人気Webサービスを便利にするツールたち
【レビュー】『Googleドキュメント』を便利にするツールたち - オススメ16選
【レビュー】『Google カレンダー』を便利にするツールたち - オススメ13選
【レビュー】『Gmail』を便利にするツールたち - オススメ15選
【レビュー】『Picasa』を便利にするツールたち - オススメ15選
【レビュー】『YouTube』を便利にするツールたち - オススメ15選
【レビュー】『Flickr』を便利にするツールたち - オススメ15選
【レビュー】『はてな』を便利にするツールたち - オススメ15選
【ご注意ください】本企画で紹介しているサービス/ツールについては各自の責任のもと導入、使用されるようお願いいたします。使用による不具合等について編集部では責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
* * *
慣れ親しんだ「はてなダイアリー」記法でメモ入力
名称 | Local Hatena Search |
---|
はてなのブログシステム「はてなダイアリー」と同じ記法でテキスト(メモ)を記述し、HTMLで出力することでWebブラウザから閲覧できるようにする──それが『Local Hatena Search』だ。
使い慣れたはてな記法を利用できるので、わざわざ新たな記法を学ぶ必要はない。加えてブログ風に検索したり、最新エントリーを一覧したりする機能を利用できる。単なるテキストのメモとは異なり、リンクや画像の表示も可能。よりインタラクティブなメモ環境を構築できることだろう。
スクリーンショットを「はてなフォトライフ」にアップ
名称 | Gyazolife |
---|
『Gyazolife』は、写真サービス「はてなフォトライフ」のMac OS X用アップローダだ。起動するとスクリーンショットを撮るモードになり、指定したエリアが自動的に同サービスにアップロードされる。アップロードが完了するとはてなフォトライフの写真のページが開くので、そのURLをコピーして友人に教えることができる。
はてなフォトライフのTwitter連携機能を有効にすると、スクリーンショットのアップロードと同時にツイートできるようにもなる。
はてブ数を「Google リーダー」で一括チェック
名称 | Google Reader plus Hatena |
---|
「Google リーダー」を使ってRSSフィードをチェックをしている人にオススメしたいのが『Google Reader plus Hatena』。見出しの一覧で、はてなブックマークの登録数を確認できるようになる。対応はFirefox+GreasemonkeyまたはSafari+GreaseKit。
多数のフィードを購読している場合、すべてに目を通していては時間が足らないが、Google Reader plus Hatenaを使えば、まずは人気の高い記事から消化する、といった使い方が可能になる。はてなブックマークユーザの付けたコメントを見ることもできる。
iPhoneからホットエントリーをチェックするなら
名称 | はてな touch |
---|
「はてなブックマーク」はネット上の話題を知るのに便利なサービスだ。その情報は刻々と変わるため、できればこまめにチェックしたい。iPhoneを使って屋外など外出先からでもチェックしたいなら『はてな touch』を使ってみよう。
カテゴリ分類はされずにホットエントリーが表示されるので、以前のはてブ表示が好きな人にもぴったりだ。ブックマークだけでなく、はてなダイアリーに投稿する機能もある。なお、はてな公式のiPhoneアプリも配布されているが、はてな touchはリッチUIではないぶんシンプルで使いやすくてよい(オープンソース・ソフトウェアという点も)。
Android向けカメラ連動の「はてなフォトライフ」投稿ツール
名称 | FotoHook |
---|
Android端末を使っている方にオススメしたいのが『FotoHook』だ(Android Marketで入手可能)。端末搭載カメラと連携し、撮影した写真を「はてなフォトライフ」に投稿できるようになる。カメラ機能のメニュー「Share」内の追加項目から利用する。FotoHookを選択後、タイトルを入力してアップロードすればよい。
WebHookに対応しているので、アップロード写真のURLなどを別のURL/ Webサービスに対して送信できる。受け取ったサーバ側で処理を実行するプログラムを書けば自由に外部のサービスと連携が可能だ。