富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)は7月16日、同社が開発・販売する建設業向けERP製品「CAP21」をクラウドサービス化したことを発表。今月より販売を開始し、10月からサービス提供を開始する。

同社によると「CAP21」は400社以上の企業に導入されているとされ、受注計画や引き合いの業務、受注契約、引渡し、回収といった建設業界におけるすべての業務に対応。財務管理や原価管理などの業務を集約・連動可能となっており、効率的な情報活用を実現する製品とされている。また、今後は国際会計基準(IFRS)への対応も予定されている。

クラウドサービス化された「CAP21」(「CAP21クラウド」)の販売価格は、初期費用: 150万円~、月額費用: 37万5000円~となる(価格はいずれも税込)。

同社は販売開始から1年間における同サービスの導入目標を10社(3年累計では50社)としている。

なお「CAP21クラウド」は、富士通の「館林システムセンター」からサービス提供が行われる。