日本NCRは7月6日、三越伊勢丹システム・ソリューションズと共同で、三越と伊勢丹の基幹系業務システムを統合したと発表した。

今回の統合は2008年4月に経営統合された三越伊勢丹グループのシステム統合計画に基づくもので、約2年間のシステム統合準備期間を経て実現された。

2010年2月にはすでに伊勢丹と三越の基幹系業務システムの統合が終了。約3,600台のPOS端末の入れ替えが完了したことにより今回の発表に至ることになった。

なお、日本NCRによるとPOS端末の入れ替えは「一夜で終了」したとされ、翌日朝の開店時から全台の稼働が開始しているという。